土佐塩焼き灰しっくい「たなか壁」シリーズ

【土佐塩焼き灰しっくい「たなか壁」商品一覧(このページの目次)

 

練りたなか壁(CNF配合) 特許第6692474号

田中石灰工業の既調合しっくい「たなか壁」にCNFを配合し、工場で水練りした新商品。

練りたなか壁(CNF配合)

 

【練りたなか壁の優れた特徴】

  • 業界初CNF配合でマイクロクラックを抑制
  • 練り済みで現場での手間軽減、工期短縮
  • 高級海藻糊、しっくい油を配合
  • 姫路城にも使用されている信頼の土佐塩焼き灰を使用

 

たなか壁(上塗用しっくい)


  • たなか壁(上塗用しっくい)

100年の実績と研鑽から生まれた土佐塩焼き灰しっくい「たなか壁」

伝統技術を現代より未来へ継承する。90年の実績と研鑚から生まれた土佐塩焼き灰しっくい「たなか壁」

  • 日本漆喰協会化学物質放散基準合格 第1111号
  • 改正建築基準法告示対象外[非ホルムアルデヒド系]

 

たなか壁伝統の塩焼き工法

遠い昔、シルクロードを通り、中国大陸を経由して、帰化人達によって我国に伝えられたしっくい製造の技術は、高松塚古墳に見られるように、永年その美しさを失わず長期間耐久性に優れた、まれに見る極上の建築材料であります。 弊社は、その石灰製造技術を明治27年創業以来、研鑽を重ねた伝統の徳利型土中竃により、塩焼き灰製造法として今に伝えて堅持しております。 塩焼き灰とは、山膚に築かれた徳利型土中竃に石灰石と良質の無煙灰を交互に投入し、少量の岩塩を添加して焼くことからその名が付けられております。 この工法で製造した石灰は、現代科学で解明できない優れた品質、特性を創造し、国宝、重要文化財等の建築物、その他各界になくてはならない資材となっております。 「土佐塩焼き灰しっくいたなか壁」は、この石灰(塩焼き灰)を原料として、当社の新しい技術を加えて完成された現代風の優秀なる「しっくい」です。

 

たなか壁(上塗り用しっくい)の特長

  • 1.均一な製品、均一な仕上がり

    本製品は工場で均一に加工してありますので、どんな広さでもムラなく均一に仕上がります。

  • 2.かんたんな使用方法

    のり、すさ、が理想的に配合されておりますので、水を加えて練るだけでご使用いただけます。

  • 3.作業性抜群

    保水性が良いのでコテばなれや、のびが良く、練り直しもできます。

  • 4.工期短縮

    短時間でより以上の硬度が出ますので、工期が短縮されます。

  • 5.フケ、クラックの心配がありません

    塩焼き消石灰を使用しているのでフケ、クラック発生の心配がありません。

施工上の注意事項

よく混練してください
たなか壁はのり、すさ、が適性に配合されておりますので水を入れ、良く混練して塗付してください。
異物の混入はさけてください
たなか壁は工場で均一に加工しておりますので、石灰、プラスター等の混入はさけてください。
中塗後の上塗は
中塗の水引き具合を見て、半乾燥状態の上に、下付け、上付けの2回塗で施工してください。
急激な乾燥にご注意
塗付後の急激な乾燥はクラックの原因となります。
コテ押えは適度の乾燥を
コテ押えは適度の乾燥具合を見て行ってください。
糊の入れすぎにご注意
糊を追加する場合、メトローズ、マーポローズ等は差支えありませんが、入れすぎるとクラックの原因になります。
すさの追加には苧苆を
ガラス繊維は使用しないでください。
油の添加にはしっくい専用油「かべオイル」を
使用方法は「かべオイル」の項参照。
寒いときは
温度5℃以下、又は凍結の恐れのある場合は施工しないでください。

たなか壁(上塗り用漆喰)の仕様

”たなか壁 上塗り用しっくい” の仕様

改正建築基準法告示対象外[非ホルムアルデヒド系]
内容量:たなか壁(上塗り)1袋・20kg

原料消石灰と左官用JIS規格値
  CaO+Mgo CO2 590μ 88μ 粘度係数 1週硬度 4週硬度 安定性
JIS上塗用 65以上 15以下 1%以下 15%以下 7以上 2.0以上 2.0以上 合格
社内規格 73以上 1.5以下 1%以下 5%以下 8以上 2.4以上 2.3以上 合格
たなか壁・上塗用しっくい・中塗用砂しっくい(施工例)
上塗 土佐塩焼き灰しっくい・たなか壁 上塗用しっくい
●下付け●上付け●こて押え
中塗 土佐塩焼き灰しっくい・たなか壁 中塗用砂しっくい
●下付け●上付け
下塗 ●セメントモルタル下塗
●セメントモルタルこすり付
●中塗土
●むら直し
●荒壁
●ボード用石こうプラスター・砂下塗
●ボード用石こうプラスターこすり付
下地 ラス張り 木舞竹組 石こうラスボード

①セメントモルタル下塗、②中塗土、③ボード用石こうプラスター下塗は、充分に乾燥させ、たなか壁・中塗用砂しっくいを5m/m厚に塗付け、半乾きの上に上塗用たなか壁を下付け、上付けで塗付けてください。 ※たなか壁・上塗用しっくいの中塗にはたなか壁中塗用砂しっくいをご使用ください。

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たなか壁(中塗用砂しっくい)


  • たなか壁(中塗用砂しっくい)

しっくい壁は下地処理が最も重要とされています

伝統技術を現代より未来へ継承する。90年の実績と研鑚から生まれた土佐塩焼き灰しっくいたなか壁

  • 化学物質放散基準 合格 第1110号 日本漆喰協会
  • 改正建築基準法告示対象外[非ホルムアルデヒド系]

 

たなか壁伝統の塩焼工法

近来、伝統の白さを持ち、防火面にも優れた"しっくい壁"が急速に見直され、日本古来の伝統工法としてクローズアップされてまいりました。 弊社では、明治以来百年の長きにわたり継承してきた塩焼工法で創り出した土佐塩焼き灰(土中窯による)を原料として「土佐塩焼き灰しっくいたなか壁・上塗用」を製造販売してまいりましたが、高品質、抜群の作業性等、ご好評を得て今や全国的にご使用いただいております。 湿式工法、特に"しっくい壁"では下地処理が最も重要とされております。弊社の"土佐塩焼き灰しっくいたなか壁・中塗用砂しっくい"は、土佐塩焼き灰に田中石灰工業の新しい技術を加えて完成された優秀なる"砂しっくい"です。本製品は現場配合の手間を省き、工場で砂まで均一に加工し、保水性、作業性、強度等を研究し完成した"砂しっくい"です。是非ご使用ください。

 

たなか壁 中塗り用砂しっくいの特長

  • 1.現場調合不要

    本製品は、工場で均一に配合、加工してありますので、現場での調合の必要がなく能率的です。

  • 2.かんたんな使用方法

    のり、すさ、が理想的に配合されておりますので、水を加えて練るだけでご使用いただけます。

  • 3.作業性抜群

    下地材への付着力に優れ、保水性、こて離れ、材料ののびが良く、練直し、練置きも出来、作業性抜群です。

  • 4.フケ、クラックの心配がありません

    塩焼き消石灰と粒度調整した細砂に強じんな苆を使用していますのでフケ、クラック発生の心配がありません。

施工上の注意事項

よく混練してください
のり、すさ、砂が適性に配合されておりますので水を入れ、良く混練して塗付してください(たなか壁中塗用25kg1袋に対し水5.5~6.5L)
下地との付着力強化は
下地材の表面にエチレン酢酸ビニール系接着補強材を塗布してください。
塗付は下付、上付の二回塗で
最初に下地にこすり付けた後、上付を行ってください。(塗厚5~6mm)
急激な乾燥にご注意
塗付後の急激な乾燥はクラックの原因となります。
砂しっくいの使用量は
塗厚5mmで約1坪(3.3㎡)
中塗後の上塗は
中塗の水引き具合を見て、半乾燥状態の上に、下付け、上付けの2回塗で施工してください。
材料の追加はさけてください
砂、すさ、のりは適量に配合してありますので、任意の追加はさけてください。
寒いときは
5℃以下、又は凍結の恐れのある場合は施工しないでください。
中塗用砂しっくいにはカベオイル、防凍剤は使用しないでください

たなか壁(中塗り用砂しっくい)の仕様

”たなか壁 中塗り用砂しっくい” の仕様

改正建築基準法告示対象外[非ホルムアルデヒド系]
内容量:たなか壁(中塗り用砂しっくい)1袋・25kg

たなか壁・上塗用しっくい・中塗用砂しっくい(施工例)
上塗 土佐塩焼き灰しっくい・たなか壁 上塗用しっくい
●下付け●上付け●こて押え
中塗 土佐塩焼き灰しっくい・たなか壁 中塗用砂しっくい
●下付け●上付け
下塗 ●セメントモルタル下塗
●セメントモルタルこすり付
●中塗土
●むら直し
●荒壁
●ボード用石こうプラスター・砂下塗
●ボード用石こうプラスターこすり付
下地 ラス張り 木舞竹組 石こうラスボード

①セメントモルタル下塗、②中塗土、③ボード用石こうプラスター下塗は、充分に乾燥させ、たなか壁・中塗用砂しっくいを5m/m厚に塗付け、半乾きの上に上塗用たなか壁を下付け、上付けで塗付けてください。 ※たなか壁・上塗用しっくいの中塗にはたなか壁中塗用砂しっくいをご使用ください。

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